HIV・エイズとは

エイズとは後天性免疫不全症候群と言い、性行為などによって感染する性感染症です。
性行為だけでなく、血液を介しても感染することからドラッグなどで注射器を使い回しにすることでも感染します。
また、エイズに感染した母親から子どもに感染する母子感染などもあります。
エイズはヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染することによって引き起こされ、一度感染すると自然に完治することはなく有効な薬も未だ開発されていないため死ぬまでこの病気と付き合っていかなくてはいけない病気となります。

HIVは感染しても初期に軽度の症状が現れますが、その後長期間症状が現れない期間があるため多くの人は感染に気がつかない事が多い病気です。
おおむねこの無症候期は5年から10年と長期間にわたるため知らず知らずのうちに感染を広めてしまう危険性もあります。
無症候期を過ぎ発病すると免疫力低下の症状が現れ始めます。
症状をしては全身倦怠感、体重の急激な減少、慢性的な下痢、帯状発疹、過呼吸。
めまい、極度の疲労など様々な症状があげられます。
さらにHIVに感染することにより免疫が低下するために他の性感染症にも感染しやすくなります。

HIVに感染したと疑われる場合は医療機関では実費負担で検査を受ける事ができます。
さらに、全国の保健所でも検査を受ける事ができ保健所では匿名・無料で検査を受けられるようになっています。
検査結果はおおよそ1週間程度で判明しますが、近年では30分以内で結果が判明する検査も普及しはじめています。

HIVは一度感染すると完治治癒は現在の医学で不可能となるので、感染した場合は生涯にわたり治療が必要となります。
一生付き合っていかなくてはならない病気ではありますが新薬の開発などにより患者の平均寿命は延びてきています。
また、感染が判明してからすぐに治療を開始すれば発病せずに生涯を終える患者もいます。
一番は感染しないよう予防することが重要ですが感染後は速やかな治療を開始することが必要となります。

エイズになってしまった場合の人生とは

現在日本では世界的にみて感染者数は少ないですが、年々感染者数は増加傾向にあります。
HIVは男女間の性行為で感染するだけでなく男性同士の接触でも感染してしまうため、現在では異性間同市よりも同性間同士の感染が増えてきています。

HIVに感染してしまった場合の人生は治療と向き合っていく必要があります。
HIVは完治・治癒する病気ではありませんが現在の医療でウイルスの増加を抑える事ができるため普通の生活を送ることも可能となっています。
ただし、定期的に薬を服用することが重要となります。
飲み忘れてしまった場合治療の効果がなくなりHIV感染症が発病し進行してしまうことになります。

HIV感染症は感染しても発病しなければ寿命をまっとうすることも可能になってきています。
そのため、もし感染してしまった場合は発症させない事が重要となります。
発症させないようにするためには専門家に相談して上記のような正しい治療を行う事が重要です。

もし感染後に治療を行わずに放置してしまった場合、人生の末路は悲惨なものになってしまいます。
免疫力の低下によって様々な病気を発症し、さらに複数の合併症を引き起こしてしまう事が一般的です。
エイズ発症時の症状と合併症の治療はとても複雑なうえに免疫力が低いためそのまま死ぬことも少なくありません。
しかし、現在では医療が進歩してきているため治療を正しく行っていればこのような末路になる事はないでしょう。
HIVに感染したからといって人生を悲観することなく治療を行い発病させない事が最重要となりますが、一番は感染しないよう予防することが大切です。
自分の身は自分で守るため不特定多数との性接触は避け、性行為の際は必ず避妊具を使用する事も重要です。

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